弊社で3D撮影を推奨する理由。
賃貸物件を探す人たちはいったい何件の物件を内覧して成約に至っているか・・。
そんなデータを紐解くことで見えてきます。
2005年のデータによると賃貸物件の契約に至るまでに4.85件を内覧するらしく不動産業者は2.69社回っていたそうです。。
しかし2年前の2017年のデータでは契約に至るまでに2.81件、不動産業者に1.5社を回るという数値に推移しております。
おそらく2019年のデータは手元にありませんがおそらくもっと顕著な数値になっているはずです。
2017年において一件も内覧せずに決めた人が1割弱。1件しか見ていない人が2割。要するに決めるまでに1件しか内覧していない人が3割いるということです。
この要因は「suumo」や「home's」といった不動産ポータルサイトの情報の充実化によるもので、写真の枚数の増加。パノラマ写真の追加。名寄せ機能なるもので(不動産業者さんにはわかると思います。。)同じ物件をいろいろな業者が掲載しても一つの物件情報として認識される機能の追加で数社の情報が一つの物件に集約されるようになり、さらに判断する情報がたくさんあることが原因になっております。
お部屋を探す人たちはいい物件をネット上で探すだけでなく「決めない物件」「ダメな物件」の選定もできるようになっていることで内覧の件数は少なくなっているのだと思います。
そしてこれから3Dウォークスルーが賃貸物件の募集に生かされるようになったら・・・。
一件も見ずに決めるという1割の人たちが必ず増えます。
予想では0~1件までの3割の人たちはホテルの予約と同じようにインターネット上で申込をしウェブ重説で説明を受け、契約をして、入居の日に初めて部屋に行くということになるでしょう。
おそらくここから5年以内で1件しか内覧しない人たちは過半数を占めると思います。
そのためにはいち早く物件の内観データをそろえたものがコスト削減。時間の削減。人件費の削減などいろいろな面において生き残る不動産屋になると考えております。
